結び絵手紙セラピー、開催しました
あのときの本心を聴いてあげよう
こんにちは。ひといちばい敏感な子(HSC)とママが笑顔になれるカウンセリング、セミナーをしています、和田美根子です。
今日は、ゆるりん筆文字の講師をしている、お友達の、のぶりんこと三阪信子さんとコラボで、「結び絵手紙セラピー」のワークショップをあざみ野のマムズダイニングで開催しました。
結び絵手紙セラピーとは、私とのぶりんの筆文字の師匠である、悦っちゃん先生こと、大和田悦子さん考案の、「手紙ワーク」を通じて、自分の心を癒し、人との絆を結ぶセラピーです。
いくつかワークの種類があるのですが、今日は、「あのときの本心を聴いてあげよう」というワークにしました。
イライラやモヤモヤ、怒りの下にあるもの
昨日の記事にも書きましたが、感情は本心に気づくための大切なメッセージです。でも、日本人は和を重んじて、本音と建前を分けて使ったりしますよね。それも、ある程度は必要な事かもしれませんが、建前にこだわり過ぎて、本音を出す事をいけない事、本音は隠さなきゃいけない事、と、モヤモヤしたりイライラしても、本音を出せる場所がないと、どんどん自分の中に溜まっていってしまって、知らず知らずのうちに、苦しくなって、怒りとして爆発してしまうのかなと思います。
だから、イライラやモヤモヤのうちに、自分の本音に気づいてあげて、それを素直に相手に伝えられれば、相手を傷つける事もないし、自分もスッキリできて、自分も相手も大切にできるコミュニケーションが築けるんですね。
でも、子どもの頃から、大人の言う事を良く聞いて、ずーっと自分の気持ちに蓋をして、言いたい事を我慢して大人になった場合、自分の本当の気持ちが分からないので、イライラして、相手を責めてしまったり、自分を責めてしまったりします。「なんで分かってくれないの!」と言うのは、自分の本当の気持ちに気づいてなくて、本音を伝えられてないので、相手は分からないんですよね。。
イライラやモヤモヤの下にある、自分の本当の気持ち、本心に気づいて、それを口に出して伝える。その事を無条件に聴いて、受け止めて、理解してくれる人がいると、イライラやモヤモヤ、怒り、不安、心配は消えていきます。
本当は、子どもの頃、お母さんに言いたかったこと
大抵、イライラやモヤモヤの根っこにあるのは、子どもの頃、お母さんに言いたかったけど、言えなかったことだったりします。子どもの頃、悲しかったことや、寂しかったことがあって、泣いた時に「いい加減、泣くのはやめなさい!」って言われて、自分のネガティブな気持ちを感じてはいけない、出してはいけない、って思い込んでしまったり、、自分が怒られなくても、兄弟が怒られてるのを見て、そう思い込んでしまったり。
自分がやりたい事を正直に言ったら、「わがまま言うんじゃありません!」って言われて、自己主張してはいけないんだ、と思い込んだり、、
また、優しい子は、お母さんの顔色を見て、お母さんに心配かけたり、迷惑をかけないように、自らそうする場合もあります。
ひといちばい敏感な子(HSC)は特に、言われた事をちゃんと守ろうとしたり、相手の期待に応えようと頑張るので、その傾向があるかもしれません。
言えると癒える
そんな健気な子どもの頃の自分の本心に気づいてあげて、ちゃんと口に出してあげる。「言える」=「癒える」なんです。本当は悲しかった、寂しかった、怖かった、、お母さんに、認めて欲しかった、もっと話を聴いて欲しかった、優しくして欲しかった、抱きしめて欲しかった、笑顔でいて欲しかった、、、
ワークを通して、参加していただいた皆さんのインナーチャイルド(子どもの頃の自分)が癒されていく過程を一緒に体験して、私も心が洗われて、とても温かい気持ちになりました。
最後に、のぶりんが、お一人お一人に、チャイルドにかけてあげたい言葉を筆文字で描いてプレゼントしてくれました。どのメッセージも、可愛くて、見ているだけで、ほっこり癒されます♪
お客様のご感想
いただいたアンケートから、お客様のご感想をご紹介しますね。
参加しようと思った理由・目的
- 自分の気持ちに向かい合って整えていきたかった
- 主人にイライラしてしまうのはなぜか、理由を知りたかった
- 上の子の不登校から自分との関係、自分自身を癒したいと考えたから
- 一人では難しいと感じたため、自分も癒されたかったから
- 自分の本心を聴きたかったから
参加してみて感じたこと
- わがままを言える子どもに対して、羨ましい気持ちがあったことに気づきました
- 子どもの頃の自分が、思っていたけど言えなかった事が皆よく似ているので驚きました
- 自分の本心や、子どもの頃の思いを話せてスッキリしました
- 家族は小さな社会の一つなのだと改めて感じました。この社会をより良くしていくために学べてよかったです。
参加してみて気づいたこと
- 家族に自分の事ばかり押し付けてきて、苦しくなっていたこと。一人一人が相手を気遣って飲み込んでいた言葉もあったのだろうと、旧家族にも現家族にも思いを馳せました。
- イライラの下には、私の本音が隠されていて、それをワークを通じて気づけました
- 自分だけではなく、皆さん一生懸命、子育てに向き合って来られていて、だからこそ、子どものこと全てを自分で受け止めようとしてしまうのだと感じました
- 「こうあるべき」という理想の母親像を持っていたこと
- 本当は、子どもに対してではなく、自分に対して「べき」を押し付けていたこと
参加してみて良かったこと
- とても温かい雰囲気で、心に溜まっていた事を言葉にする事ができました
- 他の方の現状の悩みや、感じている事を聴けた事が、何より自分への気づきになりました
- 皆さんの話を聴いて、自分では気づいていなかった事にも気づけたし、共感できて良かったです
- 自分の心の中の声を聴く事ができた。そして、外に出す事ができた。
- 自分の中の大切な言葉を見つけてくださった
学んだ事を日常生活で活かすとしたら?
- 子どもの頃の自分も、皆さんも、「(自分の)声を聴いて!」と思っていた事に気付きました。子どもの頃の自分も、自分の子どもも同じはずなので、これからも子どもの声をそのまま聴いて、受け止めたいです。
- 出来るだけ、頭と肚を一致させたい
- イライラしたら、何を知らせてくれているのか、感じてみたい
- これからは自分を幸せにしてあげたい、自分を喜ばせてあげたい
- 子どもに何でも口に出してしまう癖は変えていこうと思います
- 家族の間の闇を照らせるよう、自己受容していきたいです
- 今の家族は、私の味方であり、課題を教えてくれる相手だと思いました。なので、まずは自分自身を見つめて、自分を癒していきたいです
メッセージをお願いします
- 自分の事を、日常生活でここまで見つめることは無いので、今日は来て良かったです
- インナーチャイルドの心の声を受け止めてもらえて、とても嬉しかったです
- 今ある幸せに気づけて良かったです
- 温かい雰囲気の中で、しっかりと心の声を聴いていただけて、安心しました。この気持ちを大切に過ごしていきたいです。どうもありがとうございました。
- 温かい時間をありがとうございました。今日の事を家に帰ってじっくり感じたいと思います。ヒントや答えは、インナーチャイルド、母との関係にあるんですね。
- 今回、この会に参加することで、自分を見つめ直して、”ありのまま”を我が子にOK印として出せるよう、自分を受け止めたいと思いました。人と話したり、認められる経験は、大人になっても必要だと、しみじみ思いました。
半日のワークでしたが、皆さん、深いところまで気づきを得られて、素晴らしい会になりました!本当にありがとうございました。
自己受容できてないと、相手のことも受容できないので、自己受容(良いところも、ダメなところも含めて、ありのままの自分を受け入れられていること)は、カウンセラーとして、とても大事な前提になります。ホームカウンセリング講座では、このインナーチャイルドのワークもやりますよ。
6月29日(土)の第1期生モニター募集は、残席2名様となってますので、ご希望の方は、お早めにお申し込みくださいね。