HSC、HSPとスピリチュアル
こんにちは、ひといちばい敏感な子(HSC)のお母さんを勇気づけるカウンセリング、セミナーをしています、和田美根子です。
あなたは、スピリチュアルな事に興味はありますか?
日本でスピリチュアルというと、「なんか怪しい。。」と思われる人もいるかもですが(^ー^;)
本来、スピリチュアルとは「心、魂、霊、精神」など、人間は肉体だけでなく、意識や感情、心など目に見えない働きを持っているという意味で、自然な事ですよね。
ただ、昔から恐れや欲望など人間のネガティブな感情につけ込んで、マインドコントロールで支配して、政治やお金儲けに宗教などが利用されてきた事、テレビなどで視聴率を取るためにヤラセの心霊番組が多かった事などで、「なんか怪しい。。」と思ってしまうんですね。
私も子どもの頃からスピリチュアルな事は好きでしたが、残念ながら怪しいものも多かったので、「なんか怪しい。。」と思ってしまう一人でした。
妊娠してスピリチュアルに対する意識が変化
でも、娘を妊娠したぐらいの2005年頃から、スピリチュアルに対する意識が変わってきました。
当時、「オーラの泉」が放送されていて、江原さんと美輪さんの大ファンだった私は毎回涙しながら見ていましたが、お二人のおかげでスピリチュアルに対する間違った認識が改善されて、人間の本質はスピリチュアルなものだという事が世間にも広まったのではないかと思います。
そして、娘がお腹にいた時は、スピリチュアルな本を読みまくりました。子どもが生まれたら、スピリチュアルな子育てをしたいと思っていましたが、実際に産まれたあとは、慣れない育児にいっぱいいっぱいで、気持ちの余裕が無くなってしまい、日々を過ごすので精一杯でした。
そして、2011年に東日本大震災が起こります。この震災で意識の変化が起こったという人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
これまで当たり前と思っていた事が当たり前でなくなる。。住む家がある事、電気が使える事、水道からお水やお湯が出る事、スーパーやコンビニに商品が並んでいる事、家族が健康で生きていられる事、、当たり前の事がいかにありがたい事だったのか、痛感しました。
そして、多くの方が被災地や被災された方のために、募金をしたり、物資を運んだり、瓦礫を片付けたり、様々なボランティ活動をされている人達の姿を見ました。私はそれまで自分と娘の事だけで精一杯の日々で、世の中や他の人に対して役に立ちたいという意識はあまり無かったというか、ほとんど無かったのですが(^ー^;)
(私も何か、世のため、人のために、出来ることはないのかな、、、)
と思うようになったのです。
でも、お金はそんなに持ってないし、何か特技がある訳でもないし、、私に出来ることは何だろう、、と考えていた時に、被災地の人の話を聴いて、気持ちに寄り添うという「傾聴ボランティア」というのを知って、「話を聴く」事なら私にも出来るかも知れない、、と思い、40歳過ぎていましたが、大学の通信教育で心理学、カウンセリングを学び始めました。児童心理学や発達心理学、スクールカウンセリングの単位もあり、娘の子育てにも役立つだろうと思い、会社で働きながらeラーニングで受講しました。
昔から勉強は嫌々やっていたので、好きではありませんでしたが、自分から学びたいと思った心理学は、学んでいてとても楽しく、面白かったです。
そんな時に、娘が不登校になってしまったので、本当にショックでした。
(私は何のために心理学を学んでいたのか、、無駄だったのか、、、)
と自分の無力さに打ちひしがれました。。
ですが、机上の理論や知識は実生活に役立てられなければ意味が無いという事が実感できました。また、一般的な心理学の知識や、本で学んできた育児方法が、我が子には全く合っていなかった事に気づきました。(私が間違って思い込んで、良かれと思ってやり過ぎていた部分も多々あるかと思います)
復学支援を受けて、家庭教育を学び、実践する事で、子どもは学校へ通えるようになりました。
私も大学の通信学部を卒業し、認定心理士の資格を取得した後も、より実践的なカウンセリングやセラピーを学びたいと思い、アートセラピーやインナーチャイルドセラピー、レイキヒーリング、NLP、他にも様々な事を学んで、自分自身と向き合い、癒していきました。
我が子がHSC、自分がHSPだと気づいた
そして、娘がひといちばい敏感な子=HSCであったこと、私自身も人一倍敏感な人=HSPであったことに気づきました。(HSCが大人になるとHSPになります)
私自身、幼少期から無意識に寂しさや悲しさをたくさん我慢して溜めてきて、自分がこれ以上傷つかないように鎧を着ていたこと、何となく感じていた生きづらさの原因が分かりました。ヒプノセラピーを受けたことで、過去生のカルマも分かりました。
色々なものを学んでいく中で、点と点が繋がっていく感覚があり、特にレイキ(霊気)を学ぶと、心理学も哲学も科学も宗教も、全て本質的なことは同じで、私たちは波動であり、肉体は魂の器であり、大元の根源的なエネルギーは一つであり、そこから分離してこの3次元の地球に色んな体験をするために生まれてきているのです。
呼び名や表現の仕方が違うだけで、本質は全て同じ根源で繋がっています。
レイキエネルギーは宇宙の根源的なエネルギーですが
インドでは「プラーナ」
ハワイでは「マナ」
中国では「気」
と呼び、自然界のあらゆるものに宿っているとして
自然崇拝や多神教の宗教観を持っていました。
古代の西洋の宗教ではその宇宙の根源的なエネルギーを「全知全能の神」
仏教、密教では「大日如来」
科学者は人智を超えた「サムシング・グレート」
スピリチュアルが好きな人は「ソース」「ボルテックス」などと表現したりしますね。
そして、その高次元の大元のエネルギーから分離して
私たちの肉体に宿っているのが、スピリット(霊)ですが
顕在意識=思考だとすると
潜在意識の無意識の深いところに、魂があり、
魂が肉体を離れると霊になります。
心や感情は、魂と思考を繋ぐ役割をしていて、魂(無意識)からのメッセージを思考(顕在意識)に伝えてくれます。ですから、ネガティブな感情も、魂が何かを知らせようとしている大切なメッセージなのです。
で、普段の顕在意識では大元のエネルギーと分離していますが、深い瞑想状態に入ると、統合されて一体となり、繋がる事ができます。イエス様やお釈迦様など、過去の聖人が達した悟りの境地ですね。ヨガも本来はこの宇宙と繋がるための行です。
心理学者のユングは大元のエネルギーを「セルフ=大いなる自己」と呼びました。他にも「ハイヤーセルフ」「大我」「真我」などと呼びますね。
それに対して、普段の脳で考えている顕在意識は、「小さな自己」「ロウワーセルフ」「小我」「エゴ」などと呼ばれます。
この「小我」は大元のエネルギーから分離されていると信じているので、孤独を感じ、不安になり、迷いやすいのです。
でも本来は私たちは宇宙の大霊の一部であり、繋がっている事を思い出せれば、自分がこの世に何を体験しにきたのか分かりますし、安心して自分の使命を果たす事ができます。
エネルギーの流れは、高い所(高波動)から低い方(低波動)へ流れていきますので
高次元の宇宙エネルギー>大いなる自己>霊>魂>無意識>心>感情>顕在意識>小さな自己>思考>肉体
のような感じになります。
ですが、小さな自己が、心や感情のメッセージを無視して、思考のみで肉体を動かそうとしても、上手くいかなかったりします。
思考の「〜するべき」が強くて、魂の「〜したい」に反している時です。
不登校のお子さんが、朝学校に行こうとしても、体が動かなくなってしまうのは、この仕組みかなと思います。アクセルとブレーキを両方踏んでいるようなものなのです。
HSC、HSP、不登校児、発達障害児はスターチルドレンが多い
HSCやHSPは、人一倍敏感なので、他の人よりも、繊細に物事を感じ取り、深く考える傾向があります。なので科学者などの研究者や、哲学者にとても向いていると思います。
また、(人は何のために生きるのか)のような、深いテーマ、スピリチュアルな考え方が自然に出来る子が多いと思います。魂の上では親よりも経験が豊富で年齢が上かも知れません。だからプライドの高い子も多いと思います(^ー^;)
胎内記憶の研究をされている産婦人科医の池川明先生によると、最近は過去生が地球以外の惑星から転生したきたという子が増えているそうです。「スターチルドレン」と呼ばれたりします。地球の次元上昇のために生まれてきています。
地球でしか転生の経験がないお母さんは、我が子があまりにも自分と違い過ぎて、「理解できない!宇宙人を育てているような感じ!」と思われるかも知れません。不登校になる子は、スターチルドレンが多いのではないかと思います。
地球よりも進化した文明から転生してきているので、日本の古い体制や考え方の学校教育が合わないのですよね。。でも、スターチルドレンを育てることは、お母さんの既成概念を崩し、意識改革をせざるを得なくなります。
私も娘の不登校を通して、多くの事を学び、大切な事に色々と気づかされました。世間や社会の良い母親として「〜ねばならない」という思い込みを手放し、傷ついたインナーチャイルドを癒し、ありのままの自分を認め、受け入れ、許し、愛せるようになりました。
娘は私にそのような事に気づかせてくれるために、過去生から続くカルマを解消し、ネガティブな世代間連鎖を断ち切り、また、私がカウンセラー、セラピスト、ヒーラーとして、使命を果たせるために、私を選んで生まれてきたのだと確信できるようになりました。
HSC、HSPはクリスタルチルドレンの可能性が高い
スターチルドレンには、「インディゴチルドレン」「クリスタルチルドレン」「レインボーチルドレン」がいると言われています。
「インディゴチルドレン」は、オーラの色がインディゴブルーで、地球の変革のために生まれてきた魂です。反骨精神が強く、物事をはっきりと言い、既存概念に囚われず、こだわりが強いです。
坂本龍馬や、アップルの創設者でMacやiPhoneの開発者のスティーブ・ジョブス、最近だと環境活動家のグレタさんはインディゴチルドレンだと思うのです。アスペルガーやADHDと診断される事も多いと思います。
知能が高く、行動的で、空気を読んだり忖度せずに、ズバリ本当の事を言ったり、感情をストレートに表現します。
「クリスタルチルドレン」は、魂がクリスタルのように純粋で、繊細で傷つきやすく、共感性が高く、平和主義で競争心があまりありません。まさにHSC、HSPの特質と同じなのです。
「レインボーチルドレン」は魂が虹色のオーラで、優しく天使のような存在の子です。クリスタルチルドレンから生まれ、精神性が高く、愛と調和に満ち溢れていて、すでに覚醒した状態なのだそうです。今後は、このような波動の高い子が増えていく事で、社会や地球もより平和な方に進んでいくでしょう。
HSC、HSPは親の意識を変革させてくれる
確かに私たち昭和の親世代は、熱血!根性!闘争!バブル!イケイケ!肉食!な感じで、戦後の焼け野原から復興できる逞しいエネルギーの魂が多かったのかなと思います。
でもそこから「ゆとり世代」→「さとり世代」、「草食系」→「絶食系」と、肉体物質的な価値観から、さらに精神的な価値観に世代が変化してきていますよね。
私たち親世代は、学校に行きたくなくても「行け!」と言われれば、行けましたし、部活で熱血指導される事も当たり前でした。私は中学時代テニス部でしたが、先生にビンタされて「やる気がないなら帰れ!」とか言われたものです。今だったら問題になりますよね。
なので、そのような暴力で支配・コントロールする時代ではなくなってきましたし、みんなと同じ価値観でなくても、多様性を認める時代になってきています。昔は大量生産のために、上の命令を素直に聞いて、言われた通りに正確にできる人材を育てるよう教育されてきたと思うのですが、これからは、そのような仕事はAIのロボットがやってくれます。人間はクリエイティブで、独創的なものを創れる人が求められていくでしょう。また、思いやりや共感がより大切になっていくでしょう。つまり、HSPの特性が活かされる時代になっていくと思っています。
私たち親も意識を変えられるように、子ども達の魂が教えてくれているのですよね。
また、そのようなガツガツとした昭和の時代にHSCだった、今はHSPの親にとっては、とてもしんどい子ども時代だったと思います。それを乗り越える強さも持っていたのですが、当時の傷を癒すチャンスも、子どもの魂が与えてくれたなと思います。
あなたは、どう感じますか?
あなたや、あなたのお子さんも、もしかしたら、スターチルドレンかも知れません。
地球は生きづらいと感じる事もあるかも知れませんが、周りに無理に合わせようとせず、ありのままの自分を理解して、受け入れ、自分らしくいて欲しいと思います。あなたが、あなたらしくある事で、それが地球や人類の意識波動を上げる事に繋がります。
また、お子さんの事も、周囲の子と比べるのではなく、ありのままのお子さんを理解して、その子らしくいられるように、あるがまま認めて、受け止めてあげて欲しいなと思います。