子どもの夏休みの宿題
夏休みも残り少なくなってきましたね。この時期、気になってしまうのは、お子さんの夏休みの宿題ではないでしょうか?
「どこまでやったの?」
「間に合うの?最後になって焦っても知らないよ!」
なんて、イライラしてしまいますよね(^ー^;)
子どもの宿題は、子どもの課題と分かっていても、イライラするのは?
こんにちは。ひといちばい敏感な子(HSC)とママを勇気づけるカウンセリング、セミナーをしています、和田美根子です。
先日、メルマガで子どもの夏休みの宿題について、書きましたところ、読者様から、ご感想いただいたので、ご紹介しますね!
美根子さん
いつもメール配信ありがとうございます。
夏休み。
まさに宿題のことでイライラしてました(^_^;)四年生の娘はドリルなどは毎日やってるのですが、課題制作や自由研究がまったくやる気配がなく…
本人に
「いつやるとか決めてるの?」
て聞いたら「ううん、なんも決めてない」
とあっさり。
(;゚д゚)口出しすまいと思ってたのですが、
「残りの夏休み日数とやるべきことの量を考えたことある??」
と説教(?)してしまいました…
結局、話はしたもののその後制作や自由研究に取りかかる気配もなく…
母の言葉はなんも届いてないじゃん…(´д`|||)と落ち込みイライライライラ
そんなときに美根子さんからの配信
タイムリー過ぎてビックリでした!
いただいたメールを読んで、心落ち着きました。
私も宿題を親に手伝ってもらったことはなく(嫌だったので)一人で調べて色々やったけど、結局満足いくものができず、毎回残念な気持ちで宿題出してたんです。
たぶん、その残念な気持ちが思い出されて、娘にはそんな思いさせたくない!て気持ちが働くのだと思います。
でも、娘はなんやかんやでやる子なので、大丈夫だと信じて口出ししないでいきたいと思います。
この子はできる!!
そう思って見守るのがこの夏の私の課題(修行)だと思って過ごしてみます!
まだまだ暑い日は続くようなので、美根子さんも娘さんもご主人さまもお体気をつけてお過ごしくださいませ(^^)
ありがとうございます!LINE@やメルマガのご感想、送っていただけると大変励みになります♪
そうなんですよね、講座の中でも、親の課題と子どもの課題を分けて考えるようにお伝えしていますが、頭では見守ってあげなきゃ、、と分かっていても、イライラしたり、心配になって気になってしまうお気持ち、とても良くわかります!以前の私もそうでしたから、、(^ー^;)
以前の私の失敗
私も、親に宿題を見てもらったり、手伝ってもらった事、ありません。母が子どもの頃は、戦後で大変な時代で、まともに学校で教育を受けられなかったことを、とてもコンプレックスに思っていたようです。なので、母を頼ることは出来ず、「全部自分でやらなきゃ」と思ってました。
でも、そう、私もそれを本当は寂しく思っていたのですよね。本当は、色々教えて欲しかったし、協力して欲しかったのだと思います。なので、私も娘には同じ想いはさせたくないと、付きっきりで宿題や勉強を教えました。答えを教えてあげたり、絵や工作は私が代わりにほとんど作ってあげたり、、(>_<)
私は娘のために良かれと思ってしていたことですが、無意識に過保護、過干渉になっていたのですよね。。敏感な娘は自分で考えたり、何かを成し遂げる経験が出来なかったので、自信がなく、私がいないと不安な子になってしまい、不登校になってしまいました。
見守る勇気
でも、信じて任せて、見守れば、自分で出来るようになるんです!
不登校を経験して、親の対応を学んで、黙って見守るように変えていきました。それは、毎日、自分のイライラや心配との戦いで、本当にしんどかったです。その自分のイライラや心配をなんとかしたくて、色んなセラピーを受けたり、アドラー心理学やレイキヒーリングを学んだりしました。
娘は根が真面目な子なので、宿題をやらなきゃいけない、というのは百も承知なんですよね。なので、毎年夏休みが終わる2〜3日で集中して仕上げていました。そこまで黙って見守るのは、心配性な私にとって、本当に勇気を要しましたが、日々自分を勇気づけていくことで、だんだんと娘を信頼して見守れるようになっていきました。
見守ると放置の違い
黙って見守ってあげることが大事ですよ、とお伝えすると、このようなご質問もよくいただきます。
ちょっと考えたのですが、何も言わずに見守るって、美根子さんの娘さんのように成長していけるお子さんもいると思うのですが
「親は何も言わない、私のこと興味ないんだ」
て寂しく思ってしまうお子さんもいるのでは?と思ってしまいました。
というのも、私がそうだったからです。
母は勉強や進路にあまり口出ししませんでした。
中学の三者面談で
「へー高校ここ受けるんですねー初めて知りました」
て言って先生を絶句させてました(^o^;)私も何も言わない子だったせいもありますが…母もどこ受けたいの?て聞いてきたこともありませんでした。
心配されないのは楽ではなく
「興味ないんだなー私には何も期待もないんだなー」
て思えて、思春期には自分の存在意義を考えたりもしました。あと、学生時代
「うちの親なんにも言わないからー」
と好き放題してる友達もいたし…見守り口出ししないと放置って、子供からすると判断が難しい気がします。
あと、口出しせず子供が困ったことになったら
「ママがなんにもいってくれないからこうなったんじゃん!」
て親を責めるお子さんもいると思います。
(友達がこれで悩んでます…)親が子供の力を信じて見守ることは大事だと思うのですが、やり方を間違えると(無関心や放置と子供に捉えられる)また厄介なことにもなるのかな、とちょっと思いました。
美根子さんは娘さんに口出しはせずとも、信頼してるとか気にかけてるとか、そういうことを態度や行動で示したりしてますか?
娘さんとの関係を見てると、娘さんは私のように「放っておかれてる」て気持ちを持たずに成長しているようなので…でも、こうやって書いてきて気付くのですが、小さい頃親に心配されなかった、て記憶が、今の「娘に口出ししたくなる自分」に繋がっているのかもしれませんね。
とても良いご質問をありがとうございます!!
こうやって、自分の考えや気持ちをアウトプットしていくと、自分で気づけるので、アウトプットは本当に大事です!
見守ると放置は違いますからね。その子の年齢や、性格によって、必要最低限な声かけはもちろんします。
また、親からの手出し口出しはなるべく控えますが、子どもから話してきたことは、「傾聴・受容・共感」することが何より大事です。(子どもの言いなりになるのとは違いますよ)
詳しくは、ホームカウンセリング初級講座でお伝えしていますので、お子さんに合った対応を学びたい方はぜひお待ちしています。
子どもの宿題が気になる本当の理由
ご質問いただいた方と同じで、私が過保護・過干渉になってしまったのも、まさに親に一度も「勉強しなさい」と言われたことが無かったからなのです。
(放っておかれて寂しかった)
(もっとかまって欲しかった)
(もっと心配して欲しかった)
っていう本音を心の奥深くに押し込めていたのです。無意識なので、自分では全く自覚がありませんでしたが、子供が不登校になり、自分と向き合うことで、ようやく気づけました。
その無意識の本音に気づいて、癒していくことで、徐々に娘に対するイライラや心配も治っていきました。
この、自分の無意識にある本音に気づいて癒すワークも、ホームカウンセリング初級講座の中で行いますね。
大人になるまで放っておいた小さな自分の本音に気づいて、寄り添って、受け入れて、認めてあげます。
本当にかまって欲しいのは、小さい頃の自分なのです。
子育てしていると、その時の記憶や感覚が刺激されて、イライラや心配という反応が起きてしまうのですよね。
だから、子育てしていて感じるイライラや心配は、本当の自分に気づいて癒すチャンスなのです!
あなたも、放っておかれて、寂しい思いをしている、小さな自分を助けに行ってあげませんか?純粋で傷つきやすく、親に愛されようと健気に頑張ってきた小さな自分を優しく抱きしめてあげましょう。私がそばで見守っていますから、安心して大丈夫ですよ。
今後の講座スケジュール
ホームカウンセリング初級講座(詳しくはこちら)
9月8日(日)10時〜16時 【残席2名様】
9月21日(土)11時〜14時 フォローアップ@勇気づけカフェ
ホームカウンセリング上級講座(詳しくはこちら)
10月5日(土)10時〜16時 【残席1名様】
または
10月12日(土)10時〜16時 【残席1名様】
10月19日(土)11時〜14時 フォローアップ@勇気づけカフェ
*ご都合の合わない方は、他の日程のリクエストも承りますので、ご相談ください。
*遠方の方は、ZOOMのオンラインでも承りますので、ご相談ください。
初級と上級を両方お申込み頂いた方は、通常価格48,000円のところ、
セット割引の42,000円でご提供します!
お子さんの話を聴けるようになって、信頼関係を築きたい方、
自分も、子どもも、自分らしく生きられるようになりたい方、
ぜひお待ちしています!!